アイサス（AISAS）

アイサス（AISAS）

アイサス（AISAS）とは、5つの行動からなる消費者の購買行動モデルのひとつです。
インターネット上で消費者がある商品を認知してから購買に至るプロセスにおける、“Attention（注意）”→“ Interest（関心）”→ “Search（検索）”→“ Action（購買）”→ “Share（情報共有）”の頭文字を取ったものです。

英語表記は、AISAS（Attention Interest Search Action Share）で、2005年に株式会社電通が商標登録した用語です。

AIDMAが情報を発信する企業側とそれを受ける消費者というワンウェイモデルなのに対し、
AISASは、AIDMAの“Desire（欲求）”と“Memory（記憶）”に代わって、“Search（検索）”と“Share（共有）”という消費者の能動的な行動を加え、企業と消費者が互いに関与し合うインタラクティブな関係性です。

消費者行動が“Action（行動・購買）”で終わらずに、その経験を共有し合う点が大きな特徴で、インターネット時代に適用した消費者行動モデルです。