平均値
平均値とは、データがどのように分布しているか、という特徴を理解する代表値(要約統計量)のうち、最もよく使われる統計値です。
データの集まりの中心点を示す代表値の一つで、取得したデータの合計をデータの個数で割ることで求められます。
例えば、10個の数値データがある場合、それらを全て足し合わせた後に10で割ることで平均値を求めることができます。
代表的な平均値には「算術平均」や「幾何平均」、「調和平均」などがあり、データの特性や使用目的に合わせて使い分けることが重要です。
尚、平均値はデータが正規分布している場合に有効な指標とされていますが、外れ値があると正しい中心傾向を示さなくなる点には注意が必要です。
このような場合は、中央値、最頻値などの他の代表値と併用して判断しましょう。